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お引き渡しから約7年・・・
二人のお子様も成長し小学生
一階和室収納襖
お子様達が小さい頃に穴を開けた
腰下部分を以前の和紙とはまた違ったものへ
同じ手漉きではあるものの以前の柿渋ではなく
京錆土にも馴染む、これも趣のあるものへ張り替え
草木染の手漉きを張り合わせた継ぎ目
がまた良い味わいを出してくれています
小学生と言う事もありオープンで使っている
子供室も収納と間仕切りをして二部屋へと
現在お打合せ中です
7年を経てお子様も成長され
建物もまたその成長に合わせ模様を変える・・・
ご家族の生活スタイルが変わる・・・
設計の段階から織り込んではいたもんですが
もうその様な時期が来たのだな~と・・・
お子様達の成長の慶びと
ふと、時の流れの速さを想ってしまいます。
昨日に続き気温が暖かく、コートもいらないほど...
どことなく春の気配も感じるが...
油断禁物...
明日からは天気も崩れ雪マ–クも...
新潟の冬はまだまだ...
しかし、もうすぐ暖かくなると思うと幾分前向きになれる...
暖かくなってくると気持ちもゆるみ、おかしな行動をする人が出てくる・・・なんて、よく言われてきたが、そのせいか、巷のニュ-スでもおかしな事件が多いのは陽気のせいなのだろうか...
それにしても、おかしな事件ばかりで、不安になる...
この先春が近づいてきても陽気なニュ-スばかりになって欲しいと願う...
暖かくなるとおかしな行動をするのは、人間だけではないらしい...
と言うのは...
本日現在工事中の現場にて、一匹の鷺が普通に道路を歩いていた...
それも一瞬の事でなく暫くの間普通に...
思わずカメラを持ち近づいても逃げない...
と、見ていると、現場の近所のお宅の車の上に...
と・・・また暫くすると、道路の真ん中をゆっくりとお散歩...
珍しい光景に思わず笑ってしまった...
後で現場に来たお客様に聞いてみたら、どうやら、常連様らしい...
確かに、近所の人達はまるで普通の事のように通りすぎていく...
珍しがっているのは、どうやら私だけらしい...
お客様の話を聞くと、こちらの現場付近は用水路があるのでそこの手摺りに良く止まっていて、小魚を狙っているらしいのだ...
でも、道路や車の上にいるのは珍しいらしい...
気候が陽気になり鷺も嬉しくなったのだろうか...
でも、何とも愛くるしい一匹の鷺に、気温以上に自身は心があたたかくなった...
今日はとてもいいお天気で…
嫌な事は全部このキレイな青空の向こうの向こうに「エイヤー」と吹き飛ばして
太陽の光を身体いっぱいに充満させたい気分になります!
ここ最近「ふきのとう」という文字をチラホラ見るようになりました。
飲食店やスーパーなどで。
そんな中、昨日食卓には実物のふきのとう。
自宅の庭の隙間に自生したふきのとうです!
調べてみれば、家庭菜園で栽培することも珍しくないようですが、やはり今までの感覚からすると山菜が自宅の横で生えるなんて。
最早、山菜というカテゴリーもあやしいのでは…なんて揚げ足をとってみたくなります。
春の陽しかり、食材からも身体にさわやかな春が来るといいなー。
竣工、見学会、そして無事お引渡を迎えられました。
長いような短いような、数ヶ月担当してきた物件ですので、
寂しくもあり、ホッとするところもあり、
いろいろと複雑な気持ちになります。
海を臨める好立地に、その分風も少々強く、
冬時期になるにつれ風が堪えてきました。
まぁ冬はどこでも寒いものですけど・・・。
とにもかくにも、
近隣の方々には工事にご理解・ご協力頂き感謝しておりますし、
なにより建てさせて頂きましたお施主様には大変感謝しております。
他の物件に関しても更に喜んで頂けるよう頑張っていきたいと思います。
テレビ番組の○○アフターなどには
設計者が自分で工事をやっている場面が
必ず出てくるので
一般の視聴者の方々は
設計者というのは工事もするものだと
思われているのでは?
あれは演出だと思います
普通はやりませんので・・・
以前も書きましたが
設計者だから知識はあっても
作業に関しては素人です
職人を差し置いて
素人が作業をするというのは
施主に対しても
職人さんに対しても
失礼だと私は考えます
ただ・・・
誰もやってくれない作業があるとき
やむを得ずやります
丸太梁の面とりとか
階段手摺の革巻きとか
普通はやりませんよ~
と言いながら
やり始めると結構楽しいんです
現場の職人さんたちも
最初は醒めた目で見ているのですが
そのうち興味を持ち始め
そばに寄ってきて
腕を組んでじーっとみています
そして、こうした方がいいんじゃないかとか
いろいろ考えてくれるのです
やはりモノづくりの血が騒ぐのでしょうね
さて、そんな誰もやってくれない作業のうち
私の得意な作業がこれです
ノミのように大きな彫刻刀で
板の表面を削ったものです
どうです、いいでしょう~
なぜ上手くなったかというと
泉のところに居たときに
ある日突然泉が
「玄関ドアを彫ろう!」
「担当者が自分の現場は自分で彫ろう」
と言い出しました
ところが
当時所員が女性ばかりだったため
彫り始めたものの
皆が「絶対無理~」とギブアップ
結局、私が何枚もの玄関ドアを
彫る破目になりました
この作業丸一日かかる上
非常にキツイ作業なのです
その上、泉は自分ではやらないのに
「エッジがきいてない」とか
「同じパタンになってるゾ」とか
「あそこに彫り残しがある」など
やたらに細かく指摘するのです
ただ、出来上がりは
非常にイイ感じになり好評でした
おかげでブームはしばらく続き
何枚彫ったでしょうか
厳しい修行のおかげで
上手になりました・・・とさ
久しぶりにやってみようかなと
思ったりもします