プロフィール 北村 まゆ子

Writer Member

佐藤 茂雄

ハウジングアドバイザー
佐藤 茂雄
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

野本 一隆

代表取締役
野本 一隆
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

伊藤 誠康

建築家 伊藤 誠康

>> プロフィール   >> 記事一覧へ

上村 良太

建築
上村 良太
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

北村 まゆ子

建築
北村 まゆ子
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

遠藤 正典

建築
遠藤 正典
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

森田 幸恵

総務・経理
森田 幸恵
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

過去の記事を見る

この写真は今建築中の現場周辺です。

日本海側に向かって高台になっていて、静かでとても住みやすそうな場所です。

こうして周辺を見ていると時々この場所に住んでいらっしゃる方とすれ違い、

あやしまれない様にと、目が合えば軽く会釈をします。

ただ建物を含めた環境を見ているだけなのですが、向こうからしてみれば、

だからこそ怪しい…。

わかります。私も逆の立場ならそう思います。

仕事に限らず、旅行先で住宅街を歩く時も同じで、

キョロキョロ、時々立ち止まったりしながら行き過ぎる見たことの無い顔…

おお、あやしい・・・

どなたか、こういう場合の良い方法を教えてください。気にしすぎという意見でも是非お願いします。

先月、金沢に行った際に、長岡へ途中下車しまして

アオーレ長岡に行きました。

アオーレは長岡駅すぐそばに位置し、長岡市庁舎が一部入る市民交流の場として計画された建物です。

新潟市民にとってはあまり馴染みはありませんが

建築家の隈健吾さん設計で、当時建築学会賞もとった建物としても認知度のある場所かと。

この時は電車の乗り継ぎの限られた時間を利用して、サラ―っと敷地内をお散歩程度。

平日の早朝ということもあり、人の姿もまばらでしたが

一階の、ホールや市役所、コンビニなどの入口が面した

「ナカドマ」と呼ばれる、大屋根に覆われた広場に、

出勤途中の方や、私のようにお散歩中の方が通り過ぎる姿が見え、

掲示板スペースには週末のイベントのチラシが貼られていたりと、

相変わらず住民を中心に広く活用されているんだなぁと感じました。

(お昼ごろにはこのナカドマでベンチに座り昼食をとる人も多いみたいです)

大屋根は雪深い土地ではお馴染みの「雁木」をイメージさせ

その下に人が集う光景は、この場所が昔からあったかのような安心感があります。

ここがこれからも長い時間市民に愛される場所になるであろうことを確認してきた一時でした。

※おまけ

一番右の、長身の男性が隈研吾さん。

きっと良いお洋服を着ていらっしゃるのでしょうけれど

独特のダルっと感が着こなし方に感じられます(笑)

「疲れていそー!」そういう印象。

もし皆さん行かれることがありましたら、この写真ご覧ください。

桜の横でぼやけているのは、私の指です。

これは数日前、新潟市役所横の歩道橋から撮った写真です。

気候も良く、お花見の方もとても気持ちよさそう。
桜もキラキラ輝くようでした☆

皆さん、お花見はされましたか?

私は、改まってお花見をすることなく、
こうやって何かのついでに眺める程度で今年は終わりそうです。

でもそのくらいが私にはちょうど良いのだろうと思います。

私の周りでは、新年度を迎えて仕事の面でバタバタしていたり
新しい生活習慣に戸惑っている話も聞こえてきます。

ただでさえ季節の変わり目です、加えて気持ちも落ち着きがなければ、
体調も崩しやすくなるというものですね。健康第一です。

休める時には、一時でも背負ってる荷物をできるだけ降ろして楽になりましょう。
そうすれば、私のようにせっかくの綺麗な桜にぼやけた指が入った写真を撮らなくて済みますから。

ちゃんと、撮った写真の出来を確認するくらいの余裕は少なくても持ち合わせていたい…そんな気持ちのする春です。

昨日の森田さんのブログで写真集の話題が出ていましたので

私も便乗して…

「空の色」という写真集です。

これは私が中学生か高校生くらいに買った本ですが

この中に出てくる空がどれも綺麗で、なけなしのお小遣いの中から

購入をしたと記憶しています。

「空がきれい…」なんて、当時の私もなかなかのロマンチストかと、

恥ずかしくもなりますけれど。

この中にはほとんど人が出てきません。上の画像のように空と大地や海の地平線だけです。

国や地域が特定できるような目印もない作品がほとんどで、

すぐ近所かもしれないし(私の近所は田んぼなんで、たぶん違います)、地球の裏側かもしれない。

初めて見る風景のはずなのに、いつかこの写真の真ん中に自分がいたような気もしてくる…

買ったのが10年以上は前で、私にとって本自体は懐かしい物ですが、

見返してみると、感じるものは当時とさほど変わらないようです。

たまにはこんな綺麗な景色をただただ眺めて時間を過ごすことも必要ですね。

近頃、春休みということもあってか、学生時代の友人に会うことが何度かありました。

そんな仲間の中には赤ん坊を子育て中という人もいて、
そうした時のお店選びというのには案外手こずります。

きっと昔よりは、子連れOKの飲食店も多くなったのでしょうし
インターネットで調べれば、そのお店の大体のことはわかります。

でもその子の微妙な成長によって、「イスはダメだがベンチはOK」など
より詳細な情報が必要な場合もあるようです。

子供に限らず、車イスなど、移動などに制限がある場合も同じです。

記憶の中で「あのお店の段差はどうだっかたな~」などと必死に思い出そうとしても
日ごろからそういう視点で過ごしていないとなかなか解らないものですね。

どうも不便だなと、一時感じるのですが
じゃあ全ての店がバリアフリーで子供に優しいお店になればいいかといえば
それは不可能で、その必要もないと思います。

悪い状況を回避するための情報や
生活しやすくするための気の利いたデザインが発達している今、

これから必要なものとはなんでしょうか?

それはこれです「ベビーカーおろすんジャー」。
「エレベーターの無い駅で、ベビーカーのお母さんが階段を上り下りする際にお手伝いをする正義の味方」

仮面は被らなくてもいいと思うんですが、
困っている人に手を差し伸べる勇気と、
ベービーカーを持ち上げられる腕力とその上で階段を上り下りできるバランス感覚。これです!笑

素晴らしいデザインも、豊富な情報も、
小さな気づきや、小さな困り事から発進するもの。

全てを物質的に解決しようとするのは一旦休憩して、
目の前の困った人を助けるのはそこにいる自分です。

そして、それってしてもらった方はとても嬉しい。すごく単純な事です。

これからは、人から人へ、ヒーローから人へ、直接その手と優しさで日々を豊かにする時代です!