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近頃、春休みということもあってか、学生時代の友人に会うことが何度かありました。
そんな仲間の中には赤ん坊を子育て中という人もいて、
そうした時のお店選びというのには案外手こずります。
きっと昔よりは、子連れOKの飲食店も多くなったのでしょうし
インターネットで調べれば、そのお店の大体のことはわかります。
でもその子の微妙な成長によって、「イスはダメだがベンチはOK」など
より詳細な情報が必要な場合もあるようです。
子供に限らず、車イスなど、移動などに制限がある場合も同じです。
記憶の中で「あのお店の段差はどうだっかたな~」などと必死に思い出そうとしても
日ごろからそういう視点で過ごしていないとなかなか解らないものですね。
どうも不便だなと、一時感じるのですが
じゃあ全ての店がバリアフリーで子供に優しいお店になればいいかといえば
それは不可能で、その必要もないと思います。
悪い状況を回避するための情報や
生活しやすくするための気の利いたデザインが発達している今、
これから必要なものとはなんでしょうか?
それはこれです「ベビーカーおろすんジャー」。
「エレベーターの無い駅で、ベビーカーのお母さんが階段を上り下りする際にお手伝いをする正義の味方」
仮面は被らなくてもいいと思うんですが、
困っている人に手を差し伸べる勇気と、
ベービーカーを持ち上げられる腕力とその上で階段を上り下りできるバランス感覚。これです!笑
素晴らしいデザインも、豊富な情報も、
小さな気づきや、小さな困り事から発進するもの。
全てを物質的に解決しようとするのは一旦休憩して、
目の前の困った人を助けるのはそこにいる自分です。
そして、それってしてもらった方はとても嬉しい。すごく単純な事です。
これからは、人から人へ、ヒーローから人へ、直接その手と優しさで日々を豊かにする時代です!