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すっかりと春らしく...
東京では桜が満開とか...
新潟は4月の中旬頃だろうか...
先日仕事も速く終わり、ちょうど春休み中の息子とお出かけ...
といっても、休日はなるべく車を使わずがモットー...
したがって新潟壁歩き...
今回もバスで駅まで行き、そこからゆっくりと歩いて帰ってくる...
途中寄り道も多いのだが、息子も以前は途中で「抱っこ」となっていたが、もうそんな事は無い...
ちょっとばかり寂しい気もするが、子供の成長は素直に嬉しいもの...
毎回ちょっと違うル-トを歩くようにしている為か、普段何気なく車で通る道も違って見える...
特に自身の自宅付近は色々な小路がある...
車も通れないほどの小路もあれば、民家の玄関前をくねくねと通っていく小路も...
時にはここは通って良いのだろうかと不安になる事も...
同じ小路を歩く事がほとんどだが、歩く時間帯、天候によって違う雰囲気になるからおもしろい...
また、大人の視線の高さと子供の視線の高さが違うので、きっと子供は子供で大人と違った雰囲気を味わっているだろうと思う...
その為か自身は良く子供が何か発見すると低くなって見てみてしまう...
そうすると違う世界が見えてくる...
今回もいつも通っている小路がとても美しく見えた...
右側は木造の古い家屋、左側は黒く手直しした板塀...
それが絶妙な雰囲気で、静寂の中を歩く感じで、心落ち着く小路...
写真は16時過ぎなのだが、何となく朝のような雰囲気に見えるから不思議...
これまで不定期に色々な壁を紹介してきたが、自身はやはり木や石、自然な物が好きなのだろう...
決して、でしゃばらずごく自然にあるものに特に興味を惹かれる...
したがって、造っている住宅も同じであると...
その時、その人によって違って見える、そんなごく自然な住宅を造りたいと思う...
3月も後半...
暖かくなったと思ったら、来週はまた寒くなるらしい...
人間も大変だが動植物も大変であろう...
しかし、着実に春は着ている模様で...
先日、お客様宅の近所で梅の花が今にも咲きそうであった...
自身は桜より梅の花が好き...
梅の花を見ると春が来た感じがする...
毎年の当たり前の事ではあるが、自然とは素晴しいと思う...
ところで...
急に鉛筆の話...
鉛筆は自身の必需品...
シャープペンシルは苦手...
自身は集中すると自然に筆圧が強くなるらしく、シャ-プだとすぐ折れる...
子供の頃から変わらない...
調整が出来ない未熟者だ...
製図の時は製図用ホルダ-(芯を替えれるシャ-プみたいなもの...)も使うが、やっぱり鉛筆...
その鉛筆...
問題は短くなること...
補助軸を使えば良いのだが、問題は胸ポケットに架けるホルダ-が、あまりない事とその軸のシックリ感...
過去色々試しては取り替えの連続...
製図メ-カ-や画材メ-カ-の少々値の張る物は胸ポケットにも掛かるものもあるのだが、何となくシックリ来ない...
ちょっと重く感じてしまうのだろう...
結局はどこでも売っている軽くて一番シンプルな丸型のものに...
問題の胸ポケットは壊れた製図用ホルダ-の部材をはめたら以外にもピッタリ...
自身ではかなりお気に入りで、現在に至る...
となると、鉛筆の形状が気になる...
ご存知の通り、ほとんどの鉛筆が6角...
でも補助軸は丸...
6角でも問題なく使えるのだが、どうしても気に入らない...
恐らく補助軸さんも丸にしてピッタリと締めたいと思っているはず...
だから、丸の鉛筆探しが近頃の問題...
とりあえず現在はドイツ製のステッドラ-社の鉛筆に落ち着いているが、出来れば日本製にしたい...
消しゴムの付いていないシンプルでスマ-トな丸型の日本製鉛筆といつか出会いたい...
ここにきて冬に逆戻りという感じ...
冬タイヤを履き替えようと思ったが、この雪でちょっと...
もう少しこのままでいようと思う...
車もそうだが、自身の足下も冬用のブーツに逆戻り...
3月いっぱいはこういう感じなのだろうか...
足下...
自身は建築物を見るとき足下に眼が行く...
若いころ教わった、尊敬する、とある設計士さんの影響であろう...
人間でいけば足下といえば靴になるのか...
建物でいけば基礎か...
しかし、自身が見るのはその下...
地盤面・床 の事...
人間が歩くときその歩く場所の状態をチェックする...
土かコンクリートか石か・・・など、状態によって履物も変えたり、歩き方も変える...
気がつかない内に無意識に皆、判断をしている...
だからこそ、足下の状態は大切であると...
さらに、今日みたいな積雪があるときなど、かなり慎重になる...
だからこそ、建築の足下は大切である...
でも、ただ単に舗装すればいい訳でもない...
それでは単にタイルにすれば良いのか...
土間にすれば良いのか...
決まっているようで実は決まっていない...
その住まいにあった足下はなんだろう・・・なんて考えることも設計である...
ここで、自身のお気に入りの足下の紹介...
どうです・・・愛おしくありませんか...
こちらは、福島潟の潟博物館のトイレ付近の足下...
一目見てお気に入り...
こういう足下探しも楽しいものです...
本日イベント告知のバスツアー無事に終了...
今日は日中暖かく暖房が要らないほどあたたかったので、あったか体験とはいかなかったが、
訪問先のお客様のお心遣いで、参加されたお客様の心はあたたかかったであろう...
その証拠に笑顔が多かった...
まずは、訪問先のお客様に感謝...
そして、参加されたお客様にも感謝です...
訪問先で驚いたのが、お客様宅の玄関で靴を脱ぐのだが、その靴が私たちが整理する必要のないくらい綺麗に整っている!!
これは凄い!!と、感じてしまった...
これから家を建てようと思う人は皆きちっとしているのだと思う...
そんな驚きもありつつ何よりも事故なく順調だった事は良かった...
本日の参加されたお客様より 「どんな風に考えていくのか・・・」というような質問があった...
自身は固定概念をなるべく排除しお客様の敷地条件と要望を素直に見て聞いて感じて考える...
最初から明確なプランというよりは先ずはゾーンで考える...
この場所にリビングゾーンを・・・エントランスゾーンはこちらに・・・というような感じで...
そのゾーンがまとまってきたら、少し具体的に計画・・・エスキースである...
このエスキースが自身ではもっとも好きな作業工程...
この段階で上手くまとまればその後の作業は早いが・・・反対に納得がいかないとその後の作業がはかどらない...
したがって、楽しくもあり苦しくもある作業工程がエスキース...
自身はアナログ人間...
図面も手書き...
したがって、いつでもどこでも鉛筆と紙と定規があればほぼ出来る...
時には車内、時には図書館、時には屋外のベンチでも...
いつでもどこでも作業が出来るから便利...
確かにCADでの作業も便利だが、自身には合わないみたいである...
恐らくエスキースこそ手書きで自由にであろう...
気が付けば2月も明日で終わり...
2月は28日な事をついつい忘れてしまう...
毎年のことである...
毎年...
この季節になると新聞に村上市の「町屋の人形さま巡り」の広告が出る...
その広告が出ると春の気配を感じるが...
昨年はこの季節、余裕がなく、行くことができなかったが、今年はどうだろうか...
村上には自身の好きな飲食店や鮭の加工店など、魅力的な店が多く何度も足を運ぶ...
先日も用事があり、行ってきたばかり...
毎年感心するのが、人形さま巡りなど、街として継続して行っていること...
素晴らしい事だと思う...
特にこの、人形さま巡りは雛人形を飾るだけでも大変なのに、笑顔で案内までしてくれる...
凄い事だ...
自身が初めてこのイベントを見に行ったのは、恐らく10年以上も前のような...
職業柄町屋に興味があり、こんな機会はめったにないと思い、見に行った事、今でも覚えている...
その時受けた、村上の人たちの快いおもてなしに深く感心し、その後村上が大好きになった私...
恐らく私と同じ思いをしている人は多いと思う...
今年は何が何でも行きたいと思う...