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建物の建設費は、東京でも新潟でもそれほどの差はありません

材料は、全国どこでも同じものを使えますし、人件費だって

今ではそれほど差がなくなっています

 

どこの地域でも、今は30坪程度の建物が多いのですが

理由はちょっと違います

土地が狭くて、目一杯建物をたてても

30坪くらいにしかならないのと、

土地は広いのに予算の関係で30坪程度しか建てられないのと・・・

 

地域によって大きく違うのは、土地と建物の金額の割合です

地域性は私の中でも大きなテーマなのですが

近代以前と違い、現代の日本では地域の違いって何なの?

と感じることが多いのです

 

お店だって、地方で人気の出た店は東京や別の地域に進出します

もちろん逆のケースもよく見られます

別の地域に行った時くらいは、できるだけ入らないようにしている

のですが、ちょっと時間をつぶす必要があるとき、手早く食事を済

ませたい時には、つい全国規模のチェーン店の看板に目がいってしまいます

もうこれは仕方が無いことなのでしょうか

 

同じようなものを食べ、同じようなものを身に付け、情報だって同

じものが得られるとしたら、地域の違いって一体何があるのでしょう 

同じ30坪でも、土地が狭くて建物が密集していれば総二階や三階

になるのでしょうが、土地が広ければもっとそれらを生かした建物

になっても良いと思います

もちろん総二階よりコストは上がってしまいますが・・・

 

そんな理由からか最近気になるのは、ライトのユーソニアンハウス

であったり、第二次世界大戦後にアメリカで実験的に建てられた、

ケーススタディハウスだったりします。

 

 ※写真は私が神奈川県で設計し

て、これから工事に入る30坪強の

宅です。土地も建物と同じ位の

大きさで、敷地目一杯に建ってい

ます