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今日は、中央にて近日中にお引渡しを控えている現場に行きました。
寒空の中凍えながら入ったお宅は、とても暖か!
この写真は2階のリビングの壁でして、杉板の中でも節があるものを貼っています。
この板は収納の中や脱衣室に使うことが多く、この節が「目」が見える…など、好まれない方も多くいらっしゃいます。
逆に、「木」の感じがして好きという方も多くいらっしゃいます(職人さんや現場に携わる方などはそう言う方が多いよう…)
収納など、普段見えてこない部分に張るくらいなので、広間などメインとなる居室にすすんで提案することは少ないのです。
が、こうやって壁一面に節ありの板は結構新鮮。そして、良いナァと!
他の白い壁、天井との対比でメリハリ感が出ていますし、節があることでより素朴な印象…
デコボコや窓が無い、一直線の壁というのもこの素材の良さを引き立てているよう。
他社の工務店や住宅メーカーに比べて普段扱う仕上げの素材が少ない分、
どの部分にどの素材を計画するかというのも、使い慣れた形に対して「これがベスト!」と思いがちなところがあるのは事実かも。
今までの「適材適所」のさらにその先に、思わぬ領域が…そんなことを感じさせる壁でした。