プロフィール 北村 まゆ子

Writer Member

佐藤 茂雄

ハウジングアドバイザー
佐藤 茂雄
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

野本 一隆

代表取締役
野本 一隆
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

伊藤 誠康

建築家 伊藤 誠康

>> プロフィール   >> 記事一覧へ

上村 良太

建築
上村 良太
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

北村 まゆ子

建築
北村 まゆ子
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

遠藤 正典

建築
遠藤 正典
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

森田 幸恵

総務・経理
森田 幸恵
>> プロフィール
>> 記事一覧へ

過去の記事を見る

建物を計画していく中で、悩む所は数あれど、中でも難しいのは「色決め」です。

何通りもある色の中から、毎回一つ一つ決めるのは色々な面で難しいので
ある程度は社内で標準的な色というのを決めています。

システムキッチンやシステムバス、その他建材など製品化しているものであれば、メーカーが色見本というもの持っています。

そういった「これ!」と指をさせば決まる色であれば簡単ですが
塗装関係で、どうしても調度いい色がなければ色を調合をして作ります。
メーカーが作る場合もありますが、ほとんどは実際施工をする職人さんにお願いをします。

これは木部の塗装の色見本でして、塗装屋さんに作ってもらったものです。

写真ではどれも一緒のように見えますが、それぞれが微妙に異なっています。

これはほんの一部で、一つの色を出すのに何枚も試行錯誤をしたそう…ありがたしです。

しかも相手が木となると、同じ樹種でも木の部位や表面の仕上がり方で、色ののり方が変わってくるので、そこがさらに悩ましいところなのです…

いかに時間と手間をかけないか というやり方は今の風潮によく合っていて、それによって得られることはたくさんありますが、

多少面倒でも、時間や手間をかけて「悩み」に向き合うことは必要ですね。
それがきっと次につながっていける一つの方法なんだと思います。