プロフィール 北村 まゆ子

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世界遺産に登録された富士山は、この夏、任意で入山料をとることにしたというのはよく耳にするニュースですよね。

私も何年も前に一度富士登山に挑戦したことがありまして

目標だった山頂でご来光を見ることができたり、「星屑」という言葉の意味を目で体験し(空が近いので普段見ることができない小さな光の星が見えます)、なんとか無事に下山することもでき、現在に至ります。

今が旬の富士山だけに、登山に慣れた人ばかりではないようで
十分な装備でなくても富士登山にのぞむ人も多いみたいです。

何を隠そう、当時の私はその一人でした。
当時の私に声をかけられる事ができるなら、「コラっ!」と叱ってやります。

たまたま天候も良くなく、山頂に近づくにつれてさらに荒れ狂う雨風に
何度も後悔をしながら、何度引き返そうかと思ったことか…
ちょっとバランスを崩したら、ごろごろごろー!っと真っ逆さまなんです、暗闇を…大げさじゃなく本当に。

山頂で一緒に登った友人がケガをしてしまい、山頂の休憩所で助けを求めたのですが
「5合目まで下るしかなですね~」と軽い返答。(5号目に医務室があります)
この時、富士山に働く人の無常さ、自然と日々暮らしている人の厳しさを痛感しました。

しかたなく、半べそをかきながら5合目まで下り、応急処置を受けた後地上に戻ることができました。

みなさん、いわゆる「ノリ」では登ってはいけません。「マジ」で挑戦してください。

その入山料も何に使われるかハッキリしていないと聞きました。
自然の保全も大事ですが、人間の命も十分に守れるシステムや施設のために使ってもらいたいものです。