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素材シリーズ「焼杉」

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こんにちは。営業設計の竹村です。

今回は私の好きな素材シリーズです。

 

外壁材といえば、弊社では「そとん壁」や「ジョリパット」、「GL鋼板」を主に使用しています。

また、ホームページの施工事例にも掲載いただいております「土合町の家」では、杉板を張っています。

メーカー住宅にありがちな○○っぽい柄の「窯業系サイディング」にくらべ、

どれも本物ですから外観は非常に美しくなりますし、

また経年変化を楽しむこともできるのが弊社仕様の特徴です。

 

私もいつかは自邸を・・・と考えておりますが、外壁を何にしようか本当に悩みます。

メンテナンス性、見た目の風合いで考えると「そとん壁」が抜群に良いですし、

コストメリットと意匠性のバランスを考えればジョリパットが良いかと思いますし、

またGL鋼板も美しく、スッキリとした佇まいになるため非常に魅力があります。

杉板はその経年変化を楽しむことができますし、今の街並みの中では圧倒的な存在感を発揮してくれます。

 

他にも、実はこっそり憧れている外壁素材があります。それは「焼杉」です。

焼杉は文字通り杉の表面を火で焼いたものを、外壁材として張っていく外装仕上げで、

日本古来から外壁材としても使われ、性能的にもなかなか優等生な建材です。

作り方は簡単で、バーナーで表面を炙るか、または杉板3枚を使って三角形の断面を作り、

それを針金でぐるっと巻いて軽く固定、その三角形の筒状のものを地面と垂直に立てて中に火を入れます。

そうすると煙突効果で一気に表面が焼かれ、完成していくわけです。

 

焼杉は、表面が焼かれて炭化層を形成しているため、防虫・防腐効果、耐候性、耐火性が向上すると言われています。

意匠上も唯一無二の質感があり、うっすらと木目を残しながらのきれいなダーク色で、

独特なテクスチャーを持っています。

しかしながら通常の杉板に比べコストが上がりるのが悩みどころですが、

いつかの自邸を想像し、焼杉を使うならどうしようかなと、日々妄想しております。

 

余談ですが、私の好きな建築家の一人の、建築家の藤森照信さんも良くこの焼杉を使われます。

大分県にある「ラムネ温泉館」は、焼杉としっくいのストライプで構成され外観が特徴的です。

新潟からだと遠いのですが、、、いつか行ってみたい建築です。

藤森さんは、勝手なイメージですが「建築と芸術と大地を全部足して3で割った」ような、

とても素朴で可愛らしい建築を作られています。

例えるなら、ジブリ作品に登場しそうなイメージです。

屋根の頂上から木が生えていたり、屋根に芝がはられていたり、

製材されていないニョキニョキと伸びた木が建物の1階から屋根を超えて

空に伸びるように生えている?建物もあります。

長野県にある「高過庵」という茶室、雑誌で初めてみたときは強烈でした。

「ラ コリーナ近江八幡」もすごいですよ・・・行ってみたいです!

 

 

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