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卒業設計エスキス会に行ってきました!

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こんにちは。営業設計の竹村です。

 

一昨日、仕事が終わったその足で母校に行ってきました。

新潟在住のOB有志が集まり、大学4年生の「卒業設計」の設計アドバイスを行うエスキス会があったためです。

エスキスとは、設計に対して「あーでもないこーでもない」、「こんな方法もあるな、もっとこうすればいいな」という

検討を重ねながら設計をブラッシュアップしていくことです。

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「卒業設計」は年明け2月の締め切りで、4年生にとっては集大成となる学部最後の設計課題です。

敷地も自由、大きさも自由、テーマも建物用途も自由の特殊な課題で、

日々自分が考えている都市や社会的な問題について、建築的にどう解決させるか、というのがこの卒業設計です。

自由度がかなり高い分、問題提起も含め非常に奥が深く、また路頭に迷いやすい課題でもあります。

 

私も学生時代はこの卒業設計で、新潟駅前の“空中”に美術館をつくる、ということを提案しました。

空テナントが目立つ駅前の古いビルを十数棟まるまるエレベーターシャフトに転用し、

そこが空中の美術館のエントランスになる。

街の中にエントランスがいっぱいあって、いろんなところから同時多発的に美術館に出入りできる。

美術館からは都市風景そのものが展示物になったり、眼下に見えるビルの屋上にも

医術作品の展示物があったり、庭園があったり、フットサルができたり・・・

社会人になってからでは考えられないくらいぶっ飛んだ提案も、この卒業設計ならではかと思っています。

 

卒業設計の提出物は模型とA1×12枚、というボリュームが求められ、基本的な図面はもちろんのこと、

CGや手描きによるパースもプレゼンの一つとして作っておかなければなりません。

なので毎年4年生は、年末年始から提出に向けて休日返上でだんだん不眠不休の生活が続いていくわけですが、

後輩に「食事に連れていくから模型作って!」といって契約関係を結び、

それまで貯めたバイト代のほぼすべてを後輩の食費と模型の材料費にあてながら、

だいたい5人くらいのチームとして目標に向けてやっていく、ある種の風物詩的なものです。

 

一昨日は学部4年生の設計作品の進捗を確認し、先輩としてアドバイスしたり、

路頭に迷える後輩の考えを整理してあげたり、後輩との議論の中でブレイクスルーが生まれたり、

そんなことをポスターセッション方式でやっていくのですが、18時半開始で終了が21時・・・

その後、もっと議論したい、との後輩に付き添って22時・・・

せっかくだからOB同士で飲みに行こうということになり、日付が変わり終了となりました。

 

なかなかハードな一日でしたが、後輩の建築に対する情熱や設計の柔軟な発想、また他OBとの情報交換や建築話など、

自分にとっても大変刺激になり、勉強になった機会でした。

 

卒業設計展「Session!2017」は、年明け2月24日(金)~26日(日)までの3日間、

新潟駅南口の「ときめいと」にて開催とのことです。

もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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竹村 泰彦 YASUHIKO TAKEMURA
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