スタッフブログ

「山二ツの家」&「新展示場」

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

最近、2歳の息子が「パパ、おなかのなかに赤ちゃんいるの?」と聞いてくるので、

「いるよ!」と即答しています。

#ウソです!

 

まずは恒例のお知らせからですが、

昨日今日の2日間、 「宮古木の家 完成見学会」を開催させていただきます。

こちらは予約制ですが、本日はまだ空きがありますので、

ご興味のある方はお電話まだはホームページよりお申込みください。

また、翌週11月6日・7日は、「村上の家Ⅱ 完成見学会」を開催させていただきます。

どちらも建主さまのこだわりがたくさん詰まったお住まいです。

ぜひこの機会にご見学いただければと思います。

その他、12月の初旬には五泉市で店舗併用住宅のオープンハウスを予定しております。

こちらは平家をベースに、一部二階部分(ロフト)がある間取りになっています。

 

さて今日の本題ですが、「山二ツの家」のご紹介です。

先日「山二ツの家」にて、建主様と打ち合わせを行いました。

「山二ツの家」は、間仕切り壁や建具を極力排除することで、

ほとんどの空間がひとつながりになった、のびやかな間取りが特徴です。

グルグル歩き回れる回遊動線も組み込まれています。

外観は切妻の大屋根と素焼きの焼杉板で構成されます。

とにかく大屋根が素敵で、設計の途中途中で前川国男自邸を思い出していました。

間取りはほぼ平屋のつくりで、2階は大屋根の頂部を利用したロフト的な寝室という構成。

メインのリビングやダイニングの天井は屋根なりの勾配天井で吹き抜けていますが、

隣接するキッチンは天井高さを下げることで、同じ空間の中でも強弱をつけています。

上の写真はロフト(2階)の小窓から1階のリビングを見下ろしたところ。

ご家族同士のコミュニケーションが想像されます。

将来的に、建主さまが高齢になったら1階だけで生活が完結できる、理想の間取りです。

 

通りに視線の抜ける幅3間の開口部。

室内側にはベンチを設け、ベンチ下の空間は収納になっています。

サッシの高さも極力抑えることで、明るすぎず暗すぎず、

開放的過ぎず閉塞感無さすぎずの、本当にちょうどよい良いサイズ感でした。

障子は両側の戸袋に引き込める仕様にしているので、この眺望が入居後も担保されます。

最高に気持ちの良い場所になりそうで楽しみです!

 

キッチンはもちろん、食器棚兼家電収納キャビネットは造り付けになります。

スタディコーナーとして設けたカウンターとパントリーも含め、

キッチンまわりはシナランバーと言う材料を使って造ります。

シナはクセが無いので、フラットなニュートラルな印象の家具になります。

天板にはホワイトオークの幅ハギ板を使います。

拙宅にも使っていますが、オーク(ナラ)は堅木のため天板としての相性も良く、

しかもオイル塗装や蜜蝋を塗ることで飴色になって美しい木目が浮き上がります。

 

「山二ツの家」の壁仕上げは、いつもの漆喰ではなく、

薩摩中霧島壁という左官壁を使います。

左官職人の佐藤さんに、大判のサンプルを作っていただいたので、

建主さまと塗り方と色の確認を行ったのですが、、、これがまた良い色なんです!

壁は「ソフトヘアライン」と言って、細かく横方向に凹凸を設けますが、

天井はコテで押さえフラットにしていきます。

壁と天井で仕上げ方を変え、施工性や見た目も良くなるようにしています。

 

現場は断熱気密工事が終わり、これから石膏ボード張り、造作工事へと移っていきます。

上の写真に写っているピンク色のものが、グラスウールという断熱材です。

これを大工さんが、壁体内に丁寧に入れてくれているのがわかります。

その上に張られているビニールシートが、気密シートというもので、

これで住宅の気密を確保していきます。

どうしても電気配線やスリーブ等の「気密シートを貫通する工事」がありますので、

隙間ができないようにコーキングや気密テープを使って隙間をつぶしてきます。

また工事の進捗をご紹介させていただきますね!

 

さて、今度は新展示場「鳥屋野南モデルハウス」の工事進捗のご紹介です。

現場はいかんせん規模が大きく、また納まりの難易度が高いので、

大工さんも苦心されながら、腕を大いに振るいながら作業されています。

 

こちらの写真は、お客様をお迎えする玄関庇で、すごく大事なところです。

この化粧梁は上部の梁から補強のために、ボルトで吊っているのですが、

梁下に空いたボルトの穴に埋木を行うのですが、その埋木の大きさをどうするかがミソ。

こちらは泉幸甫先生と伊藤さんにも相談しながら、埋木の寸法を決めていきます。

どうなるか、お楽しみに!

 

同じく玄関庇の天井です。

超絶の施工で思わず写真を撮ってしまいました。

柱、梁、垂木、軒天井が複雑に阿絡み合う部分ですが、隙間がほぼありません。

榎本棟梁渾身の作です。

 

 

 

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