スタッフブログ

天井板の張り方向について

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

まずはお知らせからです。

今週末とはなりますが、5月23日(日)10時より、ノモトホームズ竹尾モデルハウスにて

「チルチンびとマーケットin新潟」を開催させていただきます。

地域に根差し、こだわりの雑貨や服飾、食べ物や飲み物を提供されている

店舗さんにお集まりいただく、一日限りのマーケットです。

★特設ページはこちら★

今回は、計14店舗さんにお集まりいただきます。

週間天気予報では残念ながら雨なのですが・・・

モデルハウスと素敵なモノやコト、人との出会いの場です。

ご興味のある方はぜひお越しくださいませ!

また、ノモトホームズブースでは、季刊誌『チルチンびと』のバックナンバーの販売も

格安で行いますので、『チルチンびと』ファンの方は、ぜひこの機会にご入手ください!

駐車場は敷地内と、お向かいのセブンイレブンさんをご利用いただけます。

満車の場合は、駐車場にいるスタッフが誘導させていただきます。

よろしくお願いいたします!

 

それから来月のイベントですが、6月26日(土)、27日(日)の2日間、

建主さまのご厚意により、「村上の家Ⅱ」構造見学会を開催させていただきます。

建物が完成してからでは見られない、建物の内側を見ていただける機会となりますので、

村上近辺にお住まいの方は、ぜひお越しくださいませ!

ちなみに「村上の家Ⅱ」は積雪時(垂直積雪量1.2m)で耐震等級2を取得。

許容応力度計算をしっかり行っています。

 

さて本日の本題ですが、今日は少々マニアックな話です。

「天井板の貼り方向」についてです。

 

天井の仕上げを板にする場合、張り方向を考えます。

図面でいうと、縦か横か、どちらに天井板を長く張るかのほぼ2択です。

ちなみに拙宅はこの様に張っています。

これには理由があって、現し梁に対して直行するようにしたからです。

基本的には、梁などの横架材や垂木、床根太が現しになる場合、

それらとの関係性を考えて、張る方向を決めます。

これは建築の作り方にも影響していて、

例えば拙宅であれば、梁と平行に張ってしまうと、板が何にも「乗らない」わけです。

これが現し梁を天井裏に隠していたら、きっと90度ひねった方向に張っていたと思います。

もちろん、現し梁と平行に施工はできますが、

建築の構成(つくり方)を考えると、違和感があるわけです。

 

例えばこちらの「向陽の家」は、化粧垂木に対して天井材が直行しています。

化粧垂木の上に「乗っている」わけです。

拙宅でもそうですが、「重力に対して素直に設計する」、というのが基本中の基本で、

日本の木造建築というのはこの作り方でつくられています。

(稀に、この基本が崩れる場合もあります!)

 

ちなみに先日、フィンランドの建築家アアルトの作品写真を何気なしに眺めている時に、

セイナッツァロ村役場の天井張り方向は、現し梁と平行になっていることに気づきました。

気になる方は検索してみてください。

気が付いた瞬間はめちゃくちゃ驚きました!と同時に、アアルトの奥深さを実感しました。

 

いつかフィンランドに行って、アアルト建築を体験してみたいと思います。

(飛行機乗れませんが・・・)

 

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