設計の見どころ
強い日差しを遮り、落ち着いた佇まいをつくる「南庭と大きな土庇」
「庭作業の合間に腰掛けたり、梅を干したりしたい」というご家族のご要望から、リビングとお庭をつなぐ大きな縁側(ウッドデッキ)を設置。上部には深い土庇(どびさし)を出すことで、夏の厳しい直射日光を遮り、室内に心地よい日陰と空間の広がりをもたらします。住宅街ながら周囲の視線が気にならないお庭の造園工事もぜひ見ていただきたいです。
家族が自然と落ち着く「目線の低い暮らし」
床には、ヒノキの厚みのある無垢材を採用。ヒノキは繊維が細かくやや硬めの木材なので、夏はひんやり、足触りがサラッとして気持ちがいい床材です。「目線の低い暮らしがしたい」というご家族のご要望から、畳スペースに設置した造作ソファをはじめ、ダイニングテーブルやチェアも通常より少し低めのものを選定されています。重心を低くすることで、床や縁側との一体感が生まれ、天井が高く感じられる開放的な空間になりました。
吹き抜けに架かる、家族の思い出の「大きな県産杉の化粧梁」
開放的な吹き抜けの上部には、「将来、猫を飼いたい」というご家族のご要望から、キャットウォークを設置。2階の窓からの光を1階のダイニングまで優しく届けるため、スノコ状に仕上げました。構成する「大きな杉の化粧梁」は、家族みんなで山北の森まで行って伐採現場を見学した思い出の「自分たちの家の木」。1階のダイニングから、家族みんなが、いつでもそれを眺めることができます。
左官職人の技と、家族で塗った「漆喰壁」
家中の壁は、調湿効果があり室内をカラッと快適に保ってくれる漆喰(しっくい)壁。左官職人が全て手作業で美しく仕上げていますが、壁の一面だけは、お施主様ご家族みんなで塗った体験の場に。手仕事を体験することで、家を大切に扱ってほしいという想いもあります。
夏の猛暑でも、エアコン最小限で家中サラッと涼しい高性能
アパート時代の「暑さと電気代」の悩みを解決するため、付加断熱を採用してUa値=0.34、最高ランクの「耐震等級3」を実現。エアコン1台で梅雨や夏のジメジメ感を排し、家中の涼しさを保ちます。また、換気はダクトレス方式を採用しました。