こんにちは、アーキテクトの福本です。本日は本年度の省エネキャンぺーの動向をお伝えいたします。

住宅価格や建築コストが高騰する中、家づくりを検討されている方にとって大きな味方となるのが「住宅省エネ2026キャンペーン」です。

今年も多くの方が利用されている補助金ですが、「まだ間に合うの?」「急いだ方がいいの?」というご質問をいただくことが増えてきました。

今回は、現在の補助金の状況と今後の見通しについてご紹介します。

① 住宅省エネ2026キャンペーンとは?

住宅省エネ2026キャンペーンは、国が省エネ性能の高い住宅の普及を目的として実施している補助制度です。

新築住宅では、高い断熱性能・省エネ性能を備えた「GX志向型住宅」や「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」が対象となり、一定の条件を満たすことで補助金を受けることができます。

建築費や住宅ローン金利が上昇している今、こうした補助制度を上手に活用することは、家づくりの資金計画において大きなメリットとなります。

② 現在の予算消化率は?

2026年7月現在、GX志向型住宅の予算消化率は約37%、長期優良住宅・ZEH水準住宅は約14%となっています。

数字だけを見ると、「まだ余裕がありそう」と感じるかもしれません。

しかし、住宅の補助金は年間を通して均等に申請されるわけではなく、秋以降になると着工が増え、申請件数も一気に伸びる傾向があります。

予算には上限があり、上限に達した時点で受付終了となるため、補助金を利用したい方は現在の消化率だけで判断しないことが大切です。

③ 去年と比べると今年はどう?

昨年のGX志向型住宅の補助金は、予想を上回るペースで申請が進み、多くの方が「まだ大丈夫」と思っているうちに受付終了となりました。

今年は昨年ほど急激なペースではありませんが、GX志向型住宅は依然として人気が高く、今後も申請件数が増えていくことが予想されます。

現在の消化率を見る限りでは、今すぐ受付終了になる状況ではありません。しかし、秋から冬にかけて申請が集中すれば、一気に消化率が伸びる可能性も十分考えられます。

「補助金があるから、そのうち計画しよう」と考えるのではなく、「補助金を活用したいからこそ、早めに動き始める」という考え方がおすすめです。

④ 補助金を利用したい方は、余裕を持った建築計画を

補助金は「申請すればすぐに受けられる」というものではありません。

実際には、「予約申請」と「交付申請(本申請)」という手続きがあり、予約申請を行うためには住宅がすでに着工していることが条件となります。

つまり、着工までには、

  • 建築会社との契約
  • 間取りや仕様の決定
  • 構造計算など各種設計
  • 確認申請の提出・許可

といった工程をすべて終えている必要があります。

現在は建築確認や各種申請にも以前より時間がかかるケースが多く、思い立ってすぐに補助金を申請できるわけではありません。

「まだ予算は残っているから大丈夫」と安心していると、着工できる頃には補助金の受付が終了していた、という可能性も十分に考えられます。

補助金を確実に活用したい方は、制度終了間際ではなく、余裕を持って家づくりをスタートすることが大切です。

土地探しからの方も、建て替えをご検討中の方も、まずは早めにご相談いただければ、補助金のスケジュールも含めて最適な建築計画をご提案いたします。

福本 純也

福本 純也

JUNYA HUKUMOTO

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