こんにちは、営業設計の福本です。
先日は天気が良かったので、設計チームで敷地調査に出かけてきました。
ノモトホームズでは、まず「敷地を読み解くこと」から家づくりが始まります。
最近はGoogleマップなどを活用することで、ある程度の情報は得られますが、
私たちは必ず現地に足を運びます。
周囲の雰囲気や風の流れなど、現地でしかわからないことがたくさんあるからです。
今回は新たな計画に向けて、北区のとある場所へ調査に行ってきました。
敷地の中で気持ちの良い空間を探し、実際に椅子を置いて座ってみます。
※実際の住宅では、基礎などの高さでもう少し床が上がりますが…
空の抜け具合や、隣地からの圧迫感を感じながら、
敷地のどの場所が最も居心地がよいのかをじっくりと探っていきます。
「ここに庭が取れると気持ちよさそうだな…」
「そうすると、アプローチはこの辺かな…」
「この位置はお隣の窓に配慮が必要かも…」
現地には、居心地のよい家にするためのヒントがたくさん詰まっています。
同じ敷地はひとつとしてありません。
その土地の魅力を活かし、気になる部分にはしっかり配慮する。
それこそが自由設計の醍醐味だと感じています。
一方で、電気・ガス・水道といったライフラインや、
隣地との境界の確認も非常に重要です。
「図面上と現地の状況が少し違う…」ということも時にはあります。
現場でしっかりと確認を行い、次のプランニングへと進んでいきます。
ここまで丁寧に敷地を読み込むことで、
ようやく、土地の魅力を最大限に引き出すプランづくりが始まります。
その土地ならではの良さを活かしながら、
居心地の良い家をつくっていきたいと思います。