佐藤です。

「女池のエコハウス」ですが断熱・気密工事が進み、家全体をしっかりと包み込む工程まで進みました。
今回はその様子をご紹介します。

基礎の断熱には、板状の押出法ポリスチレンフォーム断熱材「ミラフォームMKS」を使用しています。熱伝導率0.028W/(m・K)の高性能な断熱材で、建材トップランナー制度の対象製品にも認定されています。

写真のように、基礎の底面から立上り部分まで、断熱材のパネルを隙間なく張り込んでいます。パネル同士のジョイント部分は気密テープやウレタンなどでしっかりと処理し、断熱層が途切れないよう連続させています。

断熱でどうしても弱点になりやすいのが、土台と基礎の取り合い部分です。今回の施工では、この部分もミラフォームMKSでしっかりとカバーし、コーナー部分は気密テープと発泡ウレタンの吹き付けで丁寧に隙間を埋めています。

写真では、土台まわりに配線が通る部分も見えますが、こうした貫通部も含めて断熱・気密の連続性が途切れないよう配慮しながら施工を進めています。

壁の断熱にはグラスウールを採用し、その内側に気密シートを施工しています。柱と柱の間にグラスウールを隙間なく充填し、その上から気密シートを張っています。

シートのジョイント部分は専用テープでしっかりと連続させ、隙間や欠損がないよう丁寧に施工しました。窓まわりなど気密が切れやすい部分も、テープで密着させて処理しています。

屋根面の断熱にはセルロースファイバーを使用しています。木質繊維を主原料とした断熱材で、調湿性能や防音性能にも優れているのが特徴です。屋根の下地の上から吹き込み、その上に気密シートを張って気密層を連続させています。

写真のように、タッカー留めとテープ処理を組み合わせて、屋根面全体で隙間のない気密層をつくっています。

壁・屋根の気密シート施工が完了した段階で、気密測定を実施しました。測定の結果、数値は良好で、計画通りの高い気密性能を確保できていることが確認できました。

気密性能は、断熱材の性能を最大限に発揮させるためにも非常に重要な要素です。せっかく高性能な断熱材を使っていても、隙間があれば熱の出入りが起こり、性能を十分に活かせません。今回のように施工段階でしっかりと気密シートを連続させ、測定によって数値を確認することで、安心して次の工程に進むことができます。

これから床張りや天井のボード張りなど、内部の仕上げに向けた工程を進めていきます。
引き続き現場の様子をお伝えしていきます。

佐藤 大

佐藤 大

DAI SATO

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