こんにちは。営業設計の竹村です。
先日、新潟県主催の「つなぐプロジェクト」の一環で、阿賀町の長谷地区にて100年杉の伐採見学ツアーが開催され、参加してきました。
これまでは山北木材加工協同組合さんのご協力のもと、伐採見学ツアーは「開催する側」だったのですが、他の地域の伐採現場も見てみたいと思い今回参加させていただいた次第です。

県の職員さんより、長谷地区の杉についてご説明をいただきました。この地域には「100年杉」と呼ばれる樹齢100年の杉がたくさんあるとのこと。
お話をうかがう中で、世代を超えて、先人たちが植えて代々大切に管理されてきた杉の木を、今の私たちが使う事にロマンを感じました(※今回伐採された木は全て中国に輸出するそうです)。
阿賀町は、町土の94%が森林で、潤沢な森林資源がありますが、一方で永続的にそれらを適切に管理し、循環させ、森林を健全な状態に保っていく必要があります。つまり、この阿賀町だけに限らず、県産材を積極的に使っていくことが山を守り、災害を防ぎ、林業を守っていくことにつながるのです。




伐採見学後は地域の集会所に移り、参加者同士で意見交換会を行いました。
ノモトホームズも長年お世話になっている新潟家守舎の小林紘大さんがファシリテーターとして司会進行をしてくれています。
100年杉の特徴である大径木の有効活用方法などについて、20歳の大学生から63歳の製材所の社長さんまで和気あいあいと盛り上がりました。
ノモトホームズのパーパスは「私たちは新潟県産材を使った「木の家」づくりで地域住文化を豊かにし、自然環境の保全に貢献します。」と定めています。
これからもこのようなイベントがあれば参加させていただき、新潟県の林業を微力ながら盛り上げていきたいと感じました。


