こんにちは、アーキテクトの福本です。
ノモトホームズでは、お客様に安心して長く暮らしていただける住まいをご提供するため、定期的に社内勉強会を開催し、設計・施工技術の向上に努めています。
今回は「構造」をテーマに勉強会を実施しました。家づくりにおいて構造は、完成すると見えなくなる部分ですが、住まいの安全性や耐久性を左右するとても重要な要素の一つです。見た目やデザインだけでなく、「安心して暮らせる家」をつくるために、日々知識を向上させています。

今回の勉強会では、耐震性能の考え方や基礎、屋根の組み方、金物などについて、実際の現場を交えながら意見交換を行いました。
住宅の性能基準や法令は年々アップデートされており、最新の知識を身につけ続けることが欠かせません。また、設計だけでなく施工性も重要です。さまざまな角度から意見を出し合い、より良い家づくりにつながる有意義な勉強会となりました。

耐震等級を取得する際には、代表的なものとして「壁量計算」と「許容応力度計算」があります。
壁量計算は、建物に必要な耐力壁の量や配置を確認する比較的簡易的な計算方法です。一方、許容応力度計算では、柱や梁、接合部など建物全体にどのような力が加わるかを細かく解析し、一つひとつの部材が安全であるかを確認します。
より高い安全性を確保するためには、建物全体のバランスまで検証できる許容応力度計算が重要です。ノモトホームズでは、全棟で許容応力度計算による構造計算を実施し、安全性を確認したうえで住まいをご提案しています。

私たちが家づくりを行う新潟県では、地震だけでなく「雪」の重さも考慮した構造設計が必要になります。
耐震等級を考える上で、積雪荷重は絶対に無視できない条件です。雪が積もると、屋根には想像以上に大きな荷重がかかります。
例えば約20坪(約66㎡)の屋根でも、積雪1mで約20トン、積雪2mでは約40トンもの荷重が建物にかかります。これは乗用車約20台分、約40台分にも相当する重さです。そのため、雪国の住宅では積雪荷重を考慮した構造設計が欠かせません。
さらに、新潟県内でも積雪量は地域によって異なります。新潟市と比べると、長岡市や新発田市などでは、より多くの積雪を想定した構造計算が必要になります。同じ間取り・同じ大きさの住宅でも、建築地によって必要な構造性能は変わるのです。