午前中、現場へ行ってきました。大工工事はほぼ完了し、現在は左官工事の真っ最中です。いよいよ空間の印象を決める、仕上げの工程に入ってきました。

今回、壁も天井もオリジナルの漆喰仕上げ。現場に立っているのは、この道4年の若い女性の職人さんです。一人でこの広い面積を任され、今週中には目途をつけるとのことでした。実際に作業している姿を見ていると、コテさばきも軽やかで、リズムよく塗り進めていく様子がとても印象的です。まだ4年とは思えないほど落ち着きがあり、仕事にしっかり向き合っているのが伝わってきます。そして何より印象に残ったのは、彼女の一言  「いっぱい塗れて幸せです。」

天井も含めた漆喰仕上げは、決して楽な作業ではありません。それでもそう言い切れるのは、この仕事が本当に好きで、充実しているからこそだと思います。そうした想いで仕上げられる空間は、きっと目に見えない部分にも人のぬくもりが伝わり、ますます楽しみになりました。今週、現場は一気に表情を変えていきそうです。

近くの土手の桜は満開でした。

野本 一隆

野本 一隆

KAZUTAKA NOMOTO

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