こんにちは。アーキテクトの福本です。
新潟もようやく春めいてきましたね。とはいえ今日はなかなか寒かったですが…
今回は、家づくりにおける「白の色味」について、少しお話ししたいと思います。
ノモトホームズでは、壁の仕上げ材としてよく「漆喰(しっくい)」を採用しています。写真では一見するとシンプルな白い壁に見えるかもしれませんが、実はわずかに土を混ぜて仕上げています。この絶妙な配合が、真っ白とは一味違う、やわらかく奥行きのある表情を生み出すのです。

一口に「白」と言っても、そのバリエーションは無数にあります。グレーがかった静かな白、温かみのある黄みがかった白、パキッと明るい白……。自然素材を多用する私たちの家づくりでは、この「白」をどう美しく見せるかに非常に気を配ります。

▲白と言ってもさまざま。色見本で確認します。
現在進行中の北区の現場では、玄関の手すりを白く塗装する箇所があります。
しかし、これがなかなか大変。
既製品のような均一な白ではなく、漆喰の壁に馴染む「白」を求めて、何度か色を調整いたしました。
「ラタン(籐)」を巻いて仕上げる予定です。手馴染みの良さはもちろん、白く塗装した木部と自然素材のラタンが組み合わさることで、視覚的にも触感的にも心地よいアクセントになります。

▲実際の現場ではブラケットも埋めこんですっきり見せます。
こうした細かな色味の選定や素材の掛け合わせが、住まい全体の質感を高めてくれると思います。
少し先になりますが、見学会の際にはぜひ完成品をご覧になってもらいたいです。