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「良い土地」とは? パートⅠ

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

今回も前回に引き続き、土地探しについてです。

 

さて、「良い土地」とは一体どういう土地のことでしょうか。

今日は一般論としての「良い土地」について、書いてみたいと思います。

 

①土地の地形(ぢがた)は整形に近い方が良い

土地が整形に近ければ近いほど、土地の有効利用が可能になります。

例えば、同じ50坪の土地でも、正方形の土地と三角形の土地では、

無駄なく計画できるのは正方形の土地です。

三角形の土地であれば、三角形の家にしない限り使いにくい残地が

多く残ってしまいます。

正方形と三角形

個人的には、例え三角形の土地でも、残地を上手く活かして植栽を植えたり、

周辺環境が抜群に良かったりとした場合であれば、

逆に建物が面白くなるポテンシャルがあるので、条件によっては有りだと思います。

 

②地名で読み解く「地盤が良い土地」

土地の地盤が良ければそれだけ地盤改良工事費用が浮く、というメリットがあります。

おおよそ30坪前後の建物で数十万円、ひどい時は百万円以上はかかりますので、

資金計画に大きく影響がある部分です。

新潟の場合、7割~8割は地盤改良工事が必要となるかと思います。

ですが、新潟であれば「新潟砂丘」に位置するところは、比較的地盤は良好です。

 

〇〇山という地名の場所は、新潟砂丘に位置することがほとんどで、

これらの地域に該当する土地の地盤は、良好となる可能性が高いです。

しかしながら、たまに新〇〇山という地名があり、

これらは「〇〇山の近く」という意味ですから、

一概に新潟砂丘に位置すると言えないところが注意点です。

 

また地名には、土地についての先人たちの教えが刻まれています。

代表的なものを3つご紹介させていただきます。

柿・・・「欠く」に由来し、崖崩れをイメージさせる地名。

蛇・・・昔から水害があった場所。

津、沼・・・ほとんどが軟弱地盤で、地盤改良が必要になる可能性が高いです。

地名から、その土地周辺がどんな場所であったかを読み解くことができます。

 

 

③前面道路に除雪車が入ってくる

これは、新潟で生活していく上ではある意味死活問題です。

主要道路から少し入った場所にある土地であれば、

他の車の轍もあって、まだ朝の通勤も楽かもしれませんが、

行き止まり道路の終点ともなると、主要道路まで出るにも一苦労です。

そこで、冬場に除雪車が入ってくるか、調べてみても良いかもしれません。

新潟市では、「除雪計画路線図」というものをHPで公開しています。

https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/doro/road/doroizikanri/jyosetsu/index.html

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④浸水のリスクが少ない地域

こちらも、市のホームページで浸水ハザードマップとして公開されています。

https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyogesuido/gesui/shinsuihaza-do/hazard_map.html

河川の氾濫が始まる前に、どの範囲がどれくらいの深さで浸水するか、

というのが、このハザードマップで知ることができます。

 

また、「浸水実績図」では、これまでの浸水の実績を知ることができます。

http://www.pref.niigata.lg.jp/kasenkanri/1356781420331.html

 

 

少しでも土地探しのご参考になりましたら幸いです。

 

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竹村 泰彦 YASUHIKO TAKEMURA
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