工事現場に差し入れに行って来ました。大工2人で内装工事をしていました。ユニットバスの組立もしています。こちらの現場は、内部に『調湿すかっとシート』を貼っています。夏は透湿、冬は防湿の機能が働く可変透湿気密シートです。透湿機能の働きで、壁内から室内へ湿気 を透します。壁内湿度を調整する事で内部結露を抑制して断熱材の腐朽・カビの発生を防止します。室内から壁 内への湿気の移動を防げ、内部結露をを防ぎます。
外部に『ウェザーメイト・プラス』を貼っています。湿気を通しますが、空気は通しませんので気密性を向上させる事が出来ます。
空気を通さない『ウェザーメイト・プラス』を構造躯体の外周に貼る事で、「外気密」と言う考え方です。室内側に気密シートの施工をして内気密し、構造躯体の外周に施工する事で外気密する。「ダブル気密」で、高気密住宅の施工が可能になります。空気を通さない透湿・防水シートの使用は、省エネルギーを考える上で、そしてサスティナブルの実現に必要不可欠になっていきます。
