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フローリングは1階と2階で種類を変えても良いの?

今日は「フローリングは1階と2階で種類を変えても良いの?」という内容で

書いていきたいと思います。

結論を先に言うと、「全然OK!」です。

 

1階と2階で違う種類のフローリングにするという方法は、

一般的にも家づくりにおいてよくありますが、

これは「コストバランス」を考えての理由によるものがほとんどです。

1階と2階で同じフローリングを使った場合のメリットは、

「家全体の統一感が出る」という点で、もちろんそれに越したことはないと思います。

 

ですが、「予算あっての家づくり」なので、他に予算をかけるべきところがあれば、

そちらに回すようにご提案させていただきますし、

コストバランスこそが私たちプロの役割で、

長年実績を積み上げてきた私たちだからこその強みだと思っています。

 

ちなみに、私が思う一番コストを抑えるべき工事内容は、絶対に「住宅設備機器」です。

これについてはまたどこかでブログにしたいと思います。

 

話を戻しまして、例えば1階はオークのフローリング、

2階は杉の無垢フローリングにするというケース。

鳥屋野南モデルハウスも1階はオーク、2階は杉と、

あえてフローリングの種類を変えています。

杉は日本で一番採れる木なので、一番コスパが良い材料です。

弊社の場合、新建材のプリント合板の複合フローリングよりも、

杉の無垢板フローリング(節あり)の方が安いです。

逆にオークは杉に比べ、そこそこ高くなります。

ですから、オークをご希望の方で予算を他のところにまわしたい方は、

家の中で一番使用する場所で、来客も想定される1階をオークにして、

子ども室や寝室のあるプライベートな2階は杉にするのがおすすめです。

 

ここで一番難しいのが、「階段の踏板をオークと杉のどっちに合わせるか」問題です。

リビング階段の様に、1階の目立つところに階段が位置する場合は、

これは1階のフローリングに合わせて、オークであればオークでつくるのがおすすめです。

そんなに目立たない場所に階段がある場合は、これは2階の杉に合わせて

踏板を杉でつくった方がコストはかなり抑えられます。

 

同じ杉のフローリングでも、節の有る無しではコストもかなり違ってきます。

1階は杉フローリングの節無しにして、

2階は杉フローリングの節ありにするといった方法で、

コストバランスをとるケースもあります。

 

1階と2階でフローリングの樹種を変えると、

それぞれ違った足触りを楽しめる、子どもの感性が刺激される、

といったコスト以外のメリットもあります。

なぜオークは硬いのか、杉は柔らかいのか、オークは触るとヒヤッと感じるのか、

杉はあたたかく感じるのか・・・

そんな話をお子さんとされるのも良いかもしれませんね。

 

以上、1階と2階でフローリングの種類を変えるのは全然OK!というテーマで

ブログを書いてみました。

家づくりの参考になりましたら幸いです。

ちなみに一点ご注意いただきたいのが、いくらコストを抑えようとしても、

プリントされた複合フローリングだけは絶対に避けた方が良いですね。

これについてもまた改めて、ブログで書いてみたいと思います。

 

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