スタッフブログ

書斎について考える

こんにちは。営業設計の竹村です。

 

まずは恒例のお知らせからです。

(このブログを今回初めてご覧になられる方もいらしゃるかもしれませんので、

毎度毎度で恐縮ですが、告知させていただいております。)

8月7日(土)~10月17日(日)までの間、

建主さまのご厚意により「御幸町の家」完成見学会を開催させていただきます。

こちらは大変ありがたい事に、2か月というかなり長期間での完成見学会となります。

この土日も、たくさんのお客様にご来場いただきました。

今週末には夜の雰囲気も見ていただきたい!と、「ナイトツアー」なる企画も行います!

2階建てですが、平屋ベースの間取りになりますので、

平屋暮らしにご興味のある方にとっても、参考になると思います。

土日をメインにご案内させていただきますが、ご予約いただけますと、

平日でもご案内可能となりますので、もし平日のご見学をご希望の方は、

お気軽にご連絡ください。

「小さな苗木プレゼントキャンペーンも大好評です!」

かわいらしい苗木をご用意しておりますので、お楽しみに!

小さい苗木なので、鉢植えで室内に飾っていただいても大丈夫ですよー!

 

さて、本日の話題は「書斎」についてです。

こちらは竹尾モデルハウスにある、吹抜けに面する共有スペースの写真です。

屋根なりの天井に、化粧垂木がリズミカルに並んでいるのがめちゃくちゃカッコいい。

私はなにげに竹尾モデルハウスでこの空間が一番好きかもしれません。

将来空き部屋になる子ども部屋を小さくつくる代わりに、

誰でも使える共有スペースを豊かに作りましょう、という意味が込められている場所。

16年前の設計ですが、今この時代に求められている空間かもしれません。

 

ここ最近、書斎が急に欲しくなっています。

今、使用頻度の低い拙宅の「玄関と続き間の和室」を書斎にしようか検討中です。

拙宅を設計中は「書斎があっても使わないだろうし、お金もかかるからいらないな~」

なんて思っていましたが、ここへ来て急に「書斎あれば良かったな・・・」と

書斎熱が沸騰してきています。

なぜなら、私は自宅でも図面をいそいそと描いたりこのブログを書いているのですが、

全て無印良品で買ったダイニングテーブルでの作業になります。

ノートPCやiPadでの作業であれば十分なのですが、

ただ、最近はわりとがっつりと図面作業をしていますので、

私の持っているノートPCでは画面が小さく、非効率だなぁという悩みが出てきました。

そこでデスクトップパソコンとなると、さすがにダイニングテーブルでは無理だ!となり、

書斎が欲しい!という流れになったわけです。

この「和室書斎化計画」が実現しましたら、またこのブログでご紹介したいと思います。

 

コロナ禍で、書斎が必要になる方も多いのではないでしょうか。

書斎が欲しいけどもう家建てちゃったし・・・という方でも、

書斎は1帖もあれば作ることができます。

例えば1帖の押入れを利用した書斎はいかがでしょうか。

中段をそのままカウンター代わりにして、あとはコンセントがあれば十分です。

中段は床から80㎝前後でつくりますので、椅子はちょっと背が高めのものが良いです。

ノモトホームズの家であれば、押入れの内部を無垢の板張りにしますので、

後付けで本棚や棚板なんかも取りつけることができます。

以前つくらせていただいた「京王の家」の書斎は、

まわり階段の下のスペースを有効活用しました。

広さとしては1帖と少しかもしれませんが、

この空間がもう本当に最高過ぎて、秘密基地の様な感じでワクワクしました。

 

難しいのが、書斎の空調です。

これまで設計させていただいたお住まいでは、書斎の広さは「2帖」が多いのですが、

さすがに「2帖」のためだけにエアコンは付けませんので、そこをどうやって空調するか、

設計者としてかなり悩みどころです。

例えば小屋裏にエアコンを仕込み、2階の各部屋に冷気を配る方法もあります。

それから2階の廊下に全館空調用のエアコンを設置して、

廊下と書斎の間仕切壁に開閉可能な「無双窓」を設けたり、

書斎の建具に「ガラリ」を設けて、温熱的に廊下とつなげるケースもあります。

こいう風に書くと「なんだ簡単じゃないか!」と自分では思うのですが、

「温熱的につながる=音も筒抜けになる」ということなので、

マウスのクリック音やPCのタイプ音なんかも家族が寝静まった頃になると、

気になる場合もあるかもしれません。

 

遮音性を高めたい場合は、間仕切壁の内部にロックウールやグラスウールなどの

繊維系の断熱材を充填したり、ドアや引戸にも断熱材を充填し、

遮音性能を高めることができます。

もっと遮音性能を上げたいという場合は、壁の下地になる石膏ボードを2重に貼ったり、

専用の「遮音シート」を間に挟んだりする方法もあります。

 

書斎は小さな空間ですが、ワクワクや暮らしの楽しみを広げる可能性を秘めた、

まさに小宇宙だと思っています。

「家を建てるなら書斎が欲しい!」という方がいらっしゃいましたら、

一緒に楽しい書斎を考えていきましょう!

 

 

 

 

 

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