こんにちは。営業設計の竹村です。
本日は「越後杉体験バスツアー」でした。
先月から私もとても楽しみにしておりましたこのイベント。
たくさんの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。
10時過ぎに展示場を出発。
片道2時間のバスツアーでしたが天候にも恵まれ、道中車窓からの眺めも素晴らしかったです。
到着後、皆さまには森林の中で昼食をお取りいただき、
木を伐り出す実演の見学です。
樹齢50年～60年の杉の木を、熟練の職人さんがチェーンソーで伐っていきます。
20ｍは超えますでしょうか、全部で3本の大きな杉の木を伐っていただいたのですが、3本ともに同じ方向へ、
ピンポイントで重なるように倒れていく光景はまさに職人芸でした。
職人さんの技術力の高さに感動しました。
職人さんをはじめ林業に携わる方々が地域の森林を守ってくれていること、
森林を守ることは地域の環境を守るということ、
私たちの住宅が、最初から最後まで人の手仕事で作られていることを、改めて実感しました。
また木が倒れる時の「メリメリ！」「バキバキ！」といった音や
地面に倒れ込んだ瞬間に巻き起こる風圧や地響きのような音圧、枝葉の折れる様には、
木がその命をまっとうした最後の瞬間であるような印象を受けました。
植林から伐採まで50年～80年という大きなサイクルがありますが、
雪の降り積もる山奥、風雨や暑さにも耐えながら、ここまで大きく育った木が生きてきた膨大な時間を考えますと、
思わず畏怖の念を抱きます。
食もそうですが、命をいただいて私たちの生活があるということに、
感謝の気持ちを忘れずにしていきたいと思いました。
木の角材に座り、秋晴れの森林の中でたべるお弁当、笹団子、ちまき、栃餅は本当に別格でした。
ご準備いただきましたさんぽくプレカットさん、ありがとうございました！
最後に製材所の見学です。
コンピューターで制御され、精密にカットされた柱や梁が並んでいます。
ここから新潟全域へ木材が運ばれて行きます。
帰りのバスツアーでは「森林クイズ大会」を開催しました。
なんと皆さん全問正解！商品の粗品はお帰りの際にお渡ししました。
ご参加いただきました皆さま、重ね重ねではございますが、
本当にありがとうございました。
また次回、次々回あたりで「トレーサビリティ住宅」と絡めながら、
森林の事、地域林業の意義について記事にしてみたいと思います！
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