現在、弊社で家づくりを進めておられるお客様、ならびにご検討中のお客様へ、まずは平素よりのご信頼に心より御礼申し上げます。
2026年2月以降、中東・ホルムズ海峡の封鎖により、住宅資材の原料となる「ナフサ」の国内流通が大幅に制約されています。これにより、石油化学製品(断熱材、防水材、樹脂建材等)において、メーカー各社の受注停止や価格改定が相次ぐという、住宅業界全体を揺るがす構造的な課題に直面しています。
まずは、現在の状況と弊社の対応について、以下の通りご案内申し上げます。

 

 

【具体的にお知らせすべき現状】
2026年4月15日現在、以下の資材において全国規模での深刻な影響が出ております。
•屋根防水材(ルーフィング):田島ルーフィング等が新規受注を停止。屋根工事の停滞に直結する状況です。
•断熱材(ポリスチレン系):カネカ等の主要メーカーが出荷制限を実施。
•住宅設備(システムバス・トイレ):TOTO・クリナップ・タカラスタンダード等が、部品不足により新規受注を一時停止。
•塗料、シンナー類:大手メーカーが一部製品の「出荷制限」を開始。
•接着剤、シーリング材:原材料の調達困難を理由に、大幅な出荷調整


多くの住宅会社が「資材が入らず着工できない」という事態に陥る中、弊社では自社倉庫に主要な資材である「断熱材」「気密部材」「防水部材」を先行確保しており、現在進行中および直近着工予定のお客様への影響を最小限に食い止めるべく、全力で動いています。

 

 
【お客様の状況別のご案内】
①現在、工事状況が「仕上げ工事」以降のお客様へ
主要な資材の確保は完了しており、納期の確認も取れています。現時点でお引き渡し時期やご契約金額に大きな影響が出る可能性は低いと判断しています。今後、さらに事態が深刻化した場合でも、現場を最優先に守り抜く体制を整えています。

②4月以降に着工のお客様へ
断熱材や気密部材、防水部材等の重要資材については自社倉庫に確保済みですので、着工に向けた準備は万全で、工事に大きな影響は無いと考えています。
ただし、ユニットバスやシステムキッチン等の「住宅設備」は工事の後半での現場搬入・設置となりますため、未決定のものがある場合や、工事のスケジュールによっては保管場所等の関係で発注できないものもございます。また、メーカー側による突然の受注停止発表等の事情で、納期遅延が生じる恐れがあります。
また、現状受注停止等の発表の無い「樹脂サッシ」につきましては、正直なところ今後の見通しは不明となりますが、建築確認申請や長期優良住宅の申請等が終わり次第、仕様確定を速やかに行い、随時発注を行っている状況です。
お客様への影響を最小限に抑えるため、スタッフ一同全力で対応しておりますが、万が一工期や価格に大きな影響が出る場合は、わかった時点で速やかにご相談いたします。

③現在設計・打ち合わせ中(ご契約前)のお客様へ
不透明な状況下にあるため、最新の市場価格に基づいたお見積もりをご提示させていただきます。現在工事中・ご契約済みのお客様分に加え、今年度着工枠分の主要な資材は確保できておりますので、ご安心ください。
ただし、現時点ではまだ入手可能な資材が、今後突発的に不足する事態も想定されます。随時、状況把握と情報収集につとめますが、万が一の場合は工事が一時中断する可能性があるということもご承知おきください。また、性能や品質を落とさない範囲で代替案をご相談させていただくこともあります。

④これから家づくりを検討されるお客様へ
これから計画を始める方にとって、最も気になるのは「今は時期が悪いのではないか」ということだと思います。私たちは、ウッドショックやコロナ禍による資材高騰を最前線で経験してまいりました。その経験から確信を持って申し上げられるのは、「混乱が一時的に落ち着いたとしても、建築コストが以前の水準まで下がることはない」ということです。
物流費の上昇、人件費の高騰、そして世界的なエネルギーシフト。これらを背景に、住宅価格は中長期的に上昇を続けるフェーズに入っています。今回のナフサショックの収束を待っている間に、さらにコストが上昇しつづけることは明白です。
もちろん、不確実な情勢下ですが、石油製品に依存しすぎない「自然素材」を軸にした設計、自社倉庫による資材確保の強みを徹底し、お客様の家づくりを誠実に全力でサポートさせていただきます。

 

 

最後に

ノモトホームズは、「品質を落とさないこと」「現場を止めないこと」を最優先に考えています。情勢の悪化を早期に予測し、早期の段階で自社倉庫をフル活用した対策を進めてまいりました。
現在、工事中のお客様、およびご契約済みの未着工物件に加え、今後着工枠分の主要資材についてはすでに現物を確保・保管済みです。「資材が入らず現場が止まる」というリスクを減らし、お客様はもちろん、協力業者様もお守りするべく、全力で対応にあたっています。

ご不安な点やご不明な点は、どうぞ遠慮なく担当者までお問い合わせください。
このような局面において、ノモトホームズがこれまで貫いてきた地域材や無垢材、漆喰を使った「自然素材の家づくり」が、お客様を守るための大きな強みとなっており、それがこのような状況下においても、私たちの励みとなっております。

2026年4月19日
ノモトホームズ/株式会社野本建設
代表取締役 野本 一隆

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