年に何回か、定期的にやってくる「家具欲しいなぁ~」という熱。まさに今、来ております。
設計の仕事をしているので、もちろんインテリアも大好きなんです。
今回は、私が以前から気になっている家具を2つご紹介したいと思います。
まだどちらも手元にはなく、いつか手に入れたいと思っている憧れの家具です。
Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)/EM Table(wood) (vitra)

「デザイナーズ家具・北欧家具通販H.L.D. オンラインストア」様より引用させていただきました。1台目は、ヴィトラ社から販売されているダイニングテーブル「EMテーブル」です。
フランスの建築家・デザイナーであるジャン・プルーヴェが1950年に設計したテーブルで、天板はソリッドウッドまたはベニヤ、脚部はプレスしたスチールシートとスチールチューブにパウダーコート仕上げが施されています。
サイズは幅1800mm~2600mm、奥行900mm、高さ740mmという展開です。
天板の種類やスチールの色もさまざまで、無数の組み合わせから選ぶことができます。
試しに欲しい組み合わせをポチポチ・・・とやっておりますと、100万円を超えてしまいました・・・笑
脚のスチールと天板の木という異なる素材がうまい具合に組み合わさっているところがまた良いですよね。
しかも、4本の脚のスチールフレームをスチールバーで連結させることで、建築構造として強度を持たせている点に、建築家ならではの発想があって、そこも魅力を感じる部分です。
装飾で見せるのではなく、構造そのものの形が美しさにつながる、という点ですね。
USMハラー
2台目は、USM社の「USMハラー」というキャビネットです。
見た感じミッドセンチュリーなテイストが強めだったので、ノモトホームズの家に合うかな~と思ってはいたのですが、ある時にオーナー様宅でお見かけして、それがもう本当に漆喰の壁にマッチしていて、感激しました。
このキャビネットは、建築家フリッツ・ハラーが手がけたモジュラー建築システムの考え方がもとになっていて、ボールコネクター、スチールチューブ、メタルパネルという3つの部品を組み合わせてつくる仕組みで、非常に拡張性の高いキャビネットです。部品を組み替えることで、棚の高さや扉の配置を後からでも変えられるわけです。
壁際に置いて本や小物、絵や観葉植物を置いてもインテリアとして映えますし、TV台にしても良いと思います。
高さを腰高くらいにして、空間を分けることに使ってもう良いでしょう。
どちらの家具も、素材や構造の合理性がそのままデザインになっている点は、住宅の設計で大切にしたいと考えていることと重なり、それがより魅力的に感じるものだと思っています。
2つとも高価なものですが、それは本物であり、長く使えるものだからです。
購入後も価値は下がりにくく、むしろ世界的にインフレが続く中では価値が上がっていくという可能性もあると思います。
良いものを長く使いたい、という価値観をお持ちであれば、購入を検討されても良いのではないでしょうか。