こんにちは、アーキテクトの福本です。

米山台の家では、工事が順調にすすんでおり防水・断熱・気密の工事中になります。

▲丁寧にテープ処理されています

▲図面が見やすく掲示されています。現場のとてもきれいです。

今日はマニアックですがとても重要な部分について書きたいと思います。住宅の構造躯体を長期にわたり維持・保護する上で、最も重要な要素の一つが「確実な防水施工」です。

特にサッシ周辺や、部材が複雑に絡み合う「三面交差部」は、雨水の侵入リスクが極めて高い部位であり、施工には万全の配慮と最適な建材の選定が求められます。

■ サッシ下部における「フラッシングシート」の敷設
まず、最も雨水の伝わりやすいサッシ下部(水切り部)には、「デュポン™ フラッシングシート」を採用しています。

このシートは優れた防水性と、長期にわたる耐久性を兼ね備えており、サッシ枠との取り合い部分から万が一雨水や結露水が侵入した場合でも、構造躯体(柱や間柱、まぐさ等)への水分到達を確実に遮断します。柔軟性にも優れているため、下地に対して隙間なく馴染み、安定した水密性を確保することが可能です。

■ 最難関である三面交差部への「ストレッチガード」施工
防水施工において最もピンホール(隙間や穴)が生じやすい難所が、柱・梁・壁などが交わる「三面交差部」です。通常の防水シートでは折り込みや重ね合わせが複雑になり、施工不良の原因となりやすい部位ですが、ここには「デュポン™ ストレッチガード」を採用しています。
優れた伸縮性を有する特殊な高耐久性防水シートであり、複雑な立体形状の角部にも破断することなく完璧に追従・密着します。この高い追従性により、職人の熟練度に依存しがちな三面交差部の防水処理において、隙間のない確実な一体化を実現しています。

■ 「構造の長寿命化」を見据えた見えないこだわり
外壁材の施工が完了すると、これらの防水シートやテープは完全に隠蔽され、外部からは視認できなくなります。しかし、住宅を30年、50年と維持管理していく上で、この「一次防水・二次防水の確実な施工」こそが、建物の寿命を左右する決定的な要素となります。

今後も、見えなくなる構造躯体の保護に一切の妥協を許さず、確かな施工品質を提供してまいります。

福本 純也

福本 純也

JUNYA HUKUMOTO

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