こんにちは、ノモトホームズ福本です。
ここ数日はとても暖かく、穏やかな日々でしたね。
これが続いてくれると良いのですが…そんなはずもなく…
年末にかけてやや崩れてくるそうです。
さて、なかなか継続の情報が来なかった住宅ローン控除でしたが、
大枠で方針が決まったとの報道がありました。
今回は住宅ローン控除について書いてみたいと思います。

今年度の税制改正大綱についてのニュース
2026(令和8)年度の税制改正大綱が政府により公表され、
住宅分野では住宅ローン控除の延長と内容の拡充が注目されています。
住宅ローン控除は、これまで期限付きの制度でしたが、
今回の改正で適用期限が2030年12月31日まで5年間延長されました。
さらに、省エネ性能の高い住宅については、借入限度額の引き上げや控除期間を最長13年とする措置が盛り込まれています。
環境性能の高い住宅を増やす狙いが見て取れます。
一方で、災害リスクの高いエリアでの新築住宅は対象外とされるなど、安全面への配慮も強化されています。
そもそも住宅ローン控除とは
住宅ローン控除とは、住宅を購入・新築する際に利用した住宅ローンの年末残高に応じて、税金が軽減される制度です。
現在は年末残高の0.7%相当額が、所得税や一部住民税から差し引かれます。
控除期間が長く、家計への影響も大きいため、住宅購入を検討する人にとっては非常に重要な制度です。
どうすれば、受けられるのか?
住宅ローン控除を受けるためには、一定の手続きが必要です。
入居した翌年には、原則として確定申告を行い、住宅ローン控除の適用を申請します。
会社員の方も初年度は確定申告が必要ですが、2年目以降は年末調整で
継続して控除を受けることができます。
手続きの詳細や要件は住宅の種類や条件によって異なるため、
事前に税務署や公的機関の案内を確認しておくと安心ですね。
制度が定期的に変わり、非常にややこしいですが
家づくりへの影響も小さくありませんので抑えておきたいですね。