こんにちは。営業設計の竹村です。

HARUMACHI coffee のアプローチ。腰掛けられるよう置かれた自然石のベンチと落ち葉。晩秋を感じさせます。

家づくりの相談を受けていると、ここ数年でお客様の価値観が大きく変わったと感じます。
「断熱性能はどれくらいですか?」
「C値はどのくらいでしょう?」
こうした“性能”に関する質問は当たり前になりつつあります。

もちろん、これらは家の快適性や光熱費に直結する重要なポイントです。ただ、性能だけが家づくりのすべてではありません。むしろ、“性能のその先”をどう描くかで、お住まいになられてからの満足度は大きく変わります。

今日は、これからの家づくりで大切になる「三つの軸」について、お話ししたいと思います。

1. 性能:安心して暮らせる土台づくり

断熱・気密・耐震性。
この三つはもはや“選ぶ”というより、高いレベルで実現して当たり前のものです。

新潟のように冬が長く厳しい地域では、性能の違いが暮らしの質に直結します。
断熱性能が高い家ほど、冬の朝に寒さで目が覚めることもありませんし、ヒートショックの可能性も激減します。夏もエアコン1台で家中が涼しくなる。おまけに光熱費もかかりません。

性能は「快適さに不可欠なもの」であり、家づくりの土台、根幹と考えています。


2. 心地よさ:数字では測れない豊かさ

では、性能の先にあるものは何か。

それが“心地よさ”です。
光の入り方、風の抜け方、天井の高さ、木の香り、影の落ち方——。
数値では割り切れない、感覚的な気持ちよさ。

これは省エネ計算書などには現れません。
でも、暮らし始めてから毎日感じるのは、まさにこの部分です。

たとえば、
・冬でも暖かく迎え入れてくれる玄関
・気持ちの良い朝日がはいってくるダイニング
・吹き抜けから落ちるやわらかい光
・無垢床の上を素足で歩く気持ちよさ

これらは高性能による快適性があった上で成り立つものであり、性能のその向こうにあるのはふとした瞬間に幸せを感じられる心地よい毎日です。

3. 物語:家族だけの“物語”が家を特別なものに

そして、もうひとつ大切なことはお住まいになられるご家族の“物語”です。

家は「買うもの」ではなく、「つくるもの」。
たとえば同じ性能・同じ間取り(注文住宅ではありえませんが)でも、住む人が何を大切にしたいか、どういう時間を過ごしたいかによって、家づくりの意味合いが異なります。

・子どもがリビングで絵を描くのが好き
・夫婦で夜にデッキでお酒を楽しみたい
・祖父母の家に遊びに行くのがすきだった

などなど、住まい手のバックボーンやこれまでの住体験をしっかりヒアリングさせていただくことも大切です。

その家族の小さな物語の積み重ねが、住まいに深みを与えていきます。まさに、住まいは生き方です。

私はいつもプランを考える時、「この家族は、この場所でどんな未来を過ごすのだろう?」
と想像します。“その土地で、その家族にしかない風景”は、住まいの魅力になるのです。


◎ まとめです

これからの家づくりは、

性能 … 安心して暮らせる土台づくり
心地よさ … 数値では測れない豊かさ
物語 … 家族だけの“物語”が家を特別なものに

この三つが揃ったときに、本当にご満足いただける住まいになると考えています。

だからこそ、性能はしっかり、心地よさは丁寧に設計し、ご家族の物語を考える。
家づくりは悩みや不安もたくさんあると思います。ですが、あーでもないこーでもないと考えたり、お気に入りの照明を選んだり、タイルを選んだりしている瞬間は本当に楽しいひと時です。

ぜひ、家づくりを楽しんでいただきたいと思います。

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