先日、現場担当の佐藤と一緒に、東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2026」へ行ってきました。 日本中の最新の建材が集まるこのイベント。

あまりに広くて歩き疲れてしまいましたが、普段見られないサンプルやメーカーさんと直接お話しできる貴重な機会です。

■ 現場の頑張り、設計の責任。

今回の大きな目的は、いつも私たちが家づくりの「お手本」としてご指導いただいている、住まい環境プランニングの古川さんによる実演でした。

実演中は撮影禁止だったのでお見せできないのが残念ですが、実物大の模型を使った解説は、とても分かりやすくかなり多くの方が見学されていました。

「どんなに職人さんが現場で綺麗に工事をしてくれても、私たちの描く図面(設計)が良くなければ、本当の性能は出せない」 現場の丁寧さはもちろんですが、私たち設計者がどれだけ施工しやすい図面を引けるか。その大切さを改めて心に刻んできました。

▲納まり上どうしても隙間がでてしまう部分が温度低下していますね。設計から考えたいものです。

■ 「暖かい」のその先にある、大切なこと。

最近は「高気密・高断熱」という言葉も一般的になり、暖かい家は当たり前になってきました。でも、今回の古川さんの実演で改めて強調されていたのが、空気の通り道を作る「通気」の大切さです。

▲緩勾配用の換気部材。板金部分がトーメイでわかりやすいですね。

どんなに暖かい家でも、壁の中に湿気がこもって木が傷んでしまっては、元も子もありません。

空気をしっかり通して、木材をいつも「さらさら」の状態にしてあげること。それが、カビや劣化を防ぎ、家を長持ちさせる一番の近道なんです。

近年は気温の変動も激しく、10年前とは体感としてもかなり変わってきています。
これからの住まいづくりは、こうした環境の変化を前提に、長く快適に暮らせる性能と備えをしっかり考えていくことが大切だと改めて感じました。

福本 純也

福本 純也

JUNYA HUKUMOTO

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