こんにちは。営業設計の竹村です。
さて、2026年もスタートしました。
現在4つの現場が動いていますが今年は雪も少なく、とても助かっています。
この連休中に10年に一度の大雪が降るとの予報もあり、戦々恐々としていますが、今日の新潟市は快晴で日射取得も十分、エアコン無しでもモデルハウスはポカポカです。
本日もモデルハウス見学のお客様を数組ご案内させていただきましたが、皆さまからは「本当にあたたかいですね~」との感想をいただきました。「冬でも暖かな日常」を体感いただけたのが何よりです。
今年は年明けから全力スタートです。
現在、「坂井東のコートハウス」の現場監理と、「燕市のお住まいの実施設計」「店舗併用長屋2棟の基本設計」「西区のお住まいの基本設計」「中央区のお住まいの基本設計」の4件の設計を担当させていただいています。
中でも西区のお住まいは最初のプレゼンテーションを再来週に控え、現在基本設計を詰めているところです。プランは昨年末には完成していましたが、ファサード(正面の顔となる部分)のデザインや、開口部(窓)の設計、設計コンセプトのブラッシュアップを伊藤さんや他のスタッフとともに、設計チーム一丸となってすすめています。
ファサードの開口部は、当初のデザイン案をベースにディスカッションを重ねながら、最終的には私が発案したデザインで進めることになりました。これからパース(外観予想図)や図面を仕上げていきます。
設計は職業柄、年中無休なので(建築が好きなので)休みの日でも何かデザインのヒントになるようなものを探し歩いたり、建築を写真におさめることで違った視点を得たり、いろいろやっています。
この年末年始も実家のある和歌山に帰省しましたが、新潟への帰り道に伊勢神宮と岐阜市へ寄り道しました。
おそらく30年ぶりの伊勢神宮。正月三が日の最終日で混雑していましたが、今年1年の家内安全と商売繁盛を祈願しました。


今回は伊勢神宮の内宮(ないくう)へ。食べ物やさんやお土産屋さんが軒を連ねる「おかげ横丁」を散策しました。江戸・明治期の町並みを再現したおかげ横丁ですが、建物は見ていてとても面白かったです。

こちらはおかげ横丁にあるスターバックス。
通りからは室内、特に2階席を超え2階の天井も見える設計になっています。
2階の腰窓の設置高さと窓自体の高さがミソ。もちろん転落防止用に外部手摺をつけていますが、この窓の設計によって通りからの視線が2階席、その向こうの天井へと伸びていきます。
照明計画も秀逸ですね。通りからは光源が見えないグレアレスな設計になっています。間接照明で2階の小屋組みを浮かびあがらせ、路面に連なる暖簾も美しく照らされています。本当にきれいなファサードです。

その日は伊勢から高速を少し走って、岐阜市で一泊。翌朝、長良川沿いにある「うかいミュージアム」を見学してきました。
実は小学生のころ『サツキマスのいた川』という本を読んで以来ずっと長良川ファンなのですが、今回長良川を間近で見ることができて満足でした。冬季は鵜飼シーズンではありませんが、いつか観覧船に乗って鵜飼を見たいですし、もっと上流の郡上八幡にも行ってみたい。楽しみが出来ました。
さて、うかいミュージアムのファサードも大変勉強になりました。
室内の機能や使い方にあわせて「面のデザイン」として構成されつつ、格子で表情をつけたりガラスを使ったりと、ファサードに変化を持たせています。外壁は木曾桧?を黒く塗装したものでしたが、黒い外壁を使いがちな私にとって大変参考になりました。

こちらは室内にある造作家具ですが、外壁に併せて黒く塗装された板が使われていて重厚感がありました。住宅で使うと少し重たくなる印象もありますが、うまく使えば高級感もあって汚れも目立たず、見栄え良くできるかと思います。
そもそも、なぜ「うかいミュージアム」のデザインコードに黒が使われているかというと、きっと鵜が黒いからだ思いました(勝手にですが)。そういう設計者の意図を楽しく想像するところにも、建築の面白さがあります。設計者が私だったとしても、きっと黒をデザインコードにします笑

今年も全力で駆け抜けたいと思います。よろしくお願いいたします。