こんにちは、アーキテクトの福本です。
お盆が終わりあっという間に9月が迫っています。
これから少し涼しくなれば、少し庭に出やすい時期になりますね。
今回は家とお庭をつなぐ中間領域について書いてみようと思います。
「中間領域」とは、どんな場所でしょうか。

完全な外でもなく、完全な中でもない、そんなあいまいな、中間の空間。
そんな中間領域ですが、家づくりにとってはとても大切な要素です。
室内空間の開放性を高め、生活領域を広げる効果があります。
また、外に出ていないときでも、
リビングとデッキのつながりが視覚的に拡がり感を与えてくれます。
神社の深い軒下やカフェのオープンテラスなどがイメージとしては近いかもしれません。
現代の住まいにこそ必要な理由

最近の住宅は高気密・高断熱化が進み、窓も少なくなる傾向にあります。
また、防犯意識の高まりからも外と中を完全に遮断する家もあるように思います。
しかし、ノモトホームズの家づくりでは
この外と内をつなぐ曖昧な空間ー中間領域を大切にしたいと考えています。
人と自然の距離を少しだけ近づけることで、暮らしはぐっと豊かになります。
暮らしを豊かにする中間領域

リビングの延長にあるデッキは、休日の朝にコーヒーを楽しむ場所に。
夏の夕暮れには、縁側から庭で遊ぶ子どもたちを安心して見守ることができます。
庇のある半屋外なら、雨の日でも洗濯や読書に活用可能。
「中間領域」は、季節を感じつつ快適に過ごせる暮らしの一部となります。
間取りの工夫に加えて、屋外とのつながりをどう設計するかが大切です。
こうした空間を大切にしながら、長く愛される家をつくっていきたいと思います。