こんにちは、アーキテクトの福本です。
今日は、週末に見学会を控えた「こもり感のある『座の暮らし』|西新発田の家」について、見どころを3つだけご紹介したいと思います。
すべてお伝えしてしまうともったいないので、今回はポイントを少しだけ…

今回のアプローチには、新潟県産材の石を敷き、玄関の洗い出し仕上げへと緩やかにつながる計画としました。
そして、玄関脇にはお施主様にゆかりのある大谷石の門柱を据えています。
奥に見える植物と、手前の下草がつくる奥行き感を作っています(少し葉っぱが散り始めています)
実はこの大谷石、薄い石を貼り付けたものではなく、厚みのある無垢の石なんです。
素材そのものの存在感は、写真だけではなかなか伝わりません。ぜひ見ていただきたいですね。

今回の住まいのテーマでもある「こもり感のある『座の暮らし』」。
リビングは天井の高さを抑えることで落ち着きをつくりながら、一部の天井を高くし、新潟県産の無垢材を現しにしています。
低く落ち着いた空間と、上へと広がる空間。その対比が、居心地のよさを生み出しています。
さらに、正面の引き込み障子は、すべて壁の中に収納できるつくりにしました。
障子を開け放つと、空間がぐっと広がり、庭の景色も楽しめます。
そして、リビングの中心となるソファーは造作でご提案しました。
記事はお施主様の家具に合わせてあります。建築や内装、造作家具の色味が調和することで、空間全体にまとまりが生まれています。

ダイニングを囲むように作業ができる配置とし、料理をしながら家族と過ごしたり、配膳や片付けをしたりと、日々の暮らしをイメージしやすい空間になっています。
また、エアコンは造作の中に納め、できるだけ目立たないように工夫しました。
造作キッチンやカップボードにも、使い勝手を考えた細かな仕掛けを随所に取り入れています。
見た目の美しさだけでなく、実際に使うときの心地よさにもこだわったキッチンです。
今回は、西新発田の家の見どころを3つご紹介しました。
どれも写真や言葉だけでは伝えきれない部分があります。
週末の見学会では、ぜひゆっくりと空間を体感してみてください。
皆さまのご来場をお待ちしております。